「災害支援は 後方支援の質で 決まります」
義援金の交付は、即時に行われるわけではありません。現地支援を行う者への還付も、使途条件に無い限り充当されません。
この「現地活動者」が息切れしますと、その場に生ける方のお世話も出来ないと言う事をご理解下さい。
例えば、生活に必要な燃料である「灯油」も大型タンクローリーを用い、整備されたGSに向かいます。しかし、細い路地や避難所へは入って行けません。そこに投入される「小型タンク車」に細かな動きをさせる為には、そのクルマにも燃料が必要だと言う事です。
この燃料が切れると、避難所や点在する避難生活者の元には向かって行けませんし、生活に密着する分、頻繁に搬送しなければなりません。
その分、自車のガソリンが必要となります。
動く為のガソリンが無いのなら、ガソリンを入れられる様にして頂く事が「活動支援」であり、被災者のお世話をしている方々がストップしてしまうと、被災者の生死に直結する事をご想像いただけるかと思います。
募金種別をご覧頂いてもおわかりかと思いますが、「支援金」を扱う団体よりも「義援金」の方が数倍多くなります。
なにかと「支援金」への理解度が低い様ですので、今回あえて書き添えました。募金の使途には『2種類』存在する事をお知りいただければ幸いです。